24時間テレビのドラマ原作のサッカー少年は？あらすじと原作本の感想

今年も８月22日（土）23日（日）に　「24時間テレビ38」（日本テレビ系列）が放送されます。
メインパーソナリティーはV6とHey! Say!JUMPです。
24時間テレビのなかでも毎年注目されるのが番組内でのドラマではないでしょうか。
難病や障害など困難な状況設定のお話が多いですが、今年のドラマは実話が原案となっているので
いったいどんな内容になるのかいつも以上に気になります。
チェックしていきましょう。

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ドラマ「母さん、俺は大丈夫」
Hey! Say!JUMP　の山田涼介さん主演です。

ストーリー

難病の弟を持つ高校生　諒平（山田涼介）は、サッカー部の副キャプテンとなる。
そんなとき突然、急性脳腫瘍と診断される諒平。
いったんはサッカーをあきらめようとするが、病魔と闘いながらベストを尽くす。
サッカー部の仲間たちも諒平と共にチーム一丸となって勝利を目指す。
諒平の家族の関係も変化していく。
これまでは諒平の弟、証平（下田翔大）の看病にかかりきりだった母（安田成美）も、
初めて諒平と向き合うこととなる。
諒平の兄（NEWS増田貴久）、父（赤井英和）も諒平の必死で生きる姿を見守る。。。



原案『サッカーボーイズ 明日への絆 君のためならがんばれる』（清水久美子著）

佐々木諒平君は負けず嫌いで、どんなときも最後まで諦めないサッカーの大好きな少年でした。 副キャプテンとして高校選手権を控えた二年の二学期、突然、病魔に冒されます。診断の結果は脳腫瘍。 諒平君は必ずやピッチに戻れることを信じて壮絶な闘病生活に入りました。 そんな諒平君に懸命なエールを送り続けたのは、サッカーを通じて得た仲間たちでした。 その年、彼を欠いたサッカー部は快進撃を続けます。 彼らは「諒平のために何ができるのだろうか」と必死に考え、行動を起こします。 諒平と仲間、家族の物語が、「本当に大切なこと」を教えてくれる、 サッカーというスポーツの真髄が詰まった感動の実話。 出典：amazon　内容紹介

ストーリーを知ると、ドラマのなかでどんな風に描かれるのか、
山田涼介さんの演技やサッカー部の仲間との友情など見所がたくさんあって今からドラマが楽しみですね。
実話を元にしているそうですが、主人公のモデルとなった少年は今はどうしているのでしょうか。。。
すごく気になりました。


＊ネタバレ注意

実際のモデルとなった佐々木諒平くん（役名そのまま）は
2003年10月、高校2年生の時に脳腫瘍と診断されました。
出雲商業高校サッカー部は島根県予選を前に、副キャプテンの諒平くんはじめ皆、練習に励んでいました。
病気になっても大好きなサッカーを諦めなかった諒平くん。
チーム仲間や家族に支えられながら病と闘い抜きました。
しかし、2005年4月に18歳の若さで諒平くんは亡くなってしまいました。

今から10年も前ですね。

弟の証平くんも3歳の時からミトコンドリア脳筋症という難病でした。。
証平くんは諒平くんが亡くなった2年後の2007年に17歳で亡くなっています。。。


愛する息子を相次いで２人も失ったご両親の悲しみを思うと、辛いものがありますね。
どうして、こんなにも過酷な試練を与えられるのか、と嘆きたくなるでしょう。
この本やドラマを通して、諒平くんが決して諦めなかったことや
生きることの尊さを私たちも学ぶことができるのではないでしょうか。



原作を読んだ方々の感想

サッカーをしているけどレギュラーになれない子や、練習が辛くてやめたいと思っている子、草サッカーでいい歳をしてオフサイドの判定にキレたり、相手チームをののしったりしてしまう大人に読んでもらいたい。 プロになるだけがサッカーじゃない、サッカーはいろんなものを僕たちに与えてくれる。

たまたま手に取った小説だったが、とても心に響くドキュメンタリー作品だった。 一つ一つが胸を締め付けられるようなエピソードながらも、 一人の少年のために家族、友人たちが力を振り絞った姿からは太陽のような暖かさが感じられた。

お母様の日記や、諒平さんの病室に設置された『諒平なんでもノート』から、 諒平さんを取り巻く多くの人の様々な想いが当時の言葉で率直に語られており、 決して単なる「感動秘話」にはおさまりきらないルポルタージュになっています。 サッカーをしている方はもちろん、スポーツには無縁の方にも是非読んでいただきたい一冊です。

島根県の高校生の話だと知り，思わず買ってしまいました。 こんな身近な所で，このような事が起こっていたと思うと，何とも言えない気持ちになりました。 同じような子供を持つ親として，我が子に置き換えて読み進んでいきました。 なんとすばらしい家族，仲間，その他大勢の方，全てに感動しました。

サッカー大好きな子(主人公)の、サッカーでめぐりあった人達、サッカー以外でめぐりあった人達と、 ご家族のお話です。 十分、戦ったからかな。最後は苦しまなくてよかったです。それだけが救いでした。 息子が読める年齢になったら、ぜひ読んでもらいたいです。そして主人公の諒平さんの分まで サッカーを楽しんで続けてして欲しいなぁ、と思いました。 ただ今も子供さんを無くされたご両親やご家族の思いを考えると、胸が張り裂けそうです。 でも、素敵な子供さんたちと、その仲間に出会われたことは宝物だと思います。

出典：amazonカスタマーレビューより

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主演の山田涼介さんも諒平くん役を演じるうえで深い思い入れがあるそうです。

「なぜ自分が選ばれたのかという理由を考えながら、この作品に対して、失礼のないように演じていきたいと思っています。ドラマを通して、家族の愛や友情の大切さを、色んな人に感じてもらえたらうれしいです」 出典：オリコンスタイル

山田涼介さんご自身も妹さんが幼い頃に難病にかかっていた経験をお持ちで、
病気と闘う家族の辛さを知っているからこそ、
真摯に役に取り組んでおられるのだと思います。
タイトル「母さん、俺は大丈夫」からも、本当は大丈夫じゃないのに大丈夫だと言って、
心配かけまいと強がる姿が想像できて、見る前から泣きそうになってしまいます。
高校生くらいのときって特に母親に心配かけたくないんですよね。
「大丈夫」と口にするときほど「大丈夫じゃない」もんですから。
安田成美さん演じるお母さんの気持ちもきっと胸に迫るものがあると思います。
主人公の彼がすでに亡くなっていることを知ってドラマを見るので
これ絶対泣いちゃうなぁと思うのですが、きっとただ悲しいだけじゃなくて未来へ向かう希望を感じられるドラマ作りになっていることを期待します。
V6の井ノ原快彦さんがサッカー部の先生役で出演されるのも個人的に楽しみにしています。
イノッチが出てくると和みますからね。

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24時間テレビは　８月22日（土）18時30分〜スタートです。
ドラマの放送は22日土曜日の21時頃〜を予定しています。





最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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タグ：サッカー 脳腫瘍 高校生 佐々木諒平 山田涼介 ドラマ 24時間テレビ 原作