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錦織圭は怪我が多いの何故?応援するからこそ知りたいテニスの現実 

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8月16日(日本時間)カナダ・モントリオールで開催中のロジャーズカップ、準決勝で錦織圭選手がアンディー・マリー(イギリス)選手に敗れました。
ラファエル・ナダル(スペイン)選手に初めて勝利した嬉しいニュースから一転、錦織選手にとっては悔しい結果となってしまいました。
テレビで応援していましたが、錦織選手は第2セットから様子がおかしくなり、ボールを追えなくなっていました。
足が動かないようだったので、どこか怪我しているのかな?と素人目にも心配になりました。
次に参戦予定だったマスターズ大会、ウエスタン&サザンオープンの欠場を発表しました。
会見で錦織選手が話した内容によると、怪我ではないそうですが、連戦の疲れで下半身に痛みを抱えての試合だったそうです。
今月31日開幕の全米オープンには間に合うのか、経過が気になりますね。

テニスに詳しくない者にとっても、錦織選手はよく怪我をしているなぁという印象があります。
棄権も少なくないような・・・。
錦織選手の活躍は嬉しいのですが、怪我が多いのはどうしてなんだろう、と不思議に思って原因(と思われること)を調べてみました。
もしも同じように不思議に思っていた方がいらっしゃれば、おつきあいいただけると嬉しいです。



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◆テニスは連戦が当たり前!過酷なツアースケジュール!◆
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錦織圭選手を好きになってから知ったことなんですが、「圭くん、なんかずーっと試合出てない?」と思ったことはありませんか?
そうなんです。
テニスは、オフシーズンがほとんどないスポーツなんですって。


以下、今年に入って錦織選手が出場した試合の記録です。

(錦織圭公式サイト 試合結果ページより)
2015年
1月
ブリスベン国際(準決勝まで4試合)
全豪オープン (準々決勝まで5試合)


2月
メンフィス・オープン(決勝まで5試合)
アビエルト・メキシカーノ・テルセル(決勝まで5試合)

3月
デビスカップ・ワールドグループ(2試合)
BNP パリバ・オープン(4回戦まで3試合)
マイアミ・オープン(準々決勝まで4試合)

4月
バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(決勝まで5試合)

5月
ムトゥア・マドリッド・オープン(準決勝まで4試合)
イタリアBNL国際(準々決勝まで3試合)
全仏オープン(準々決勝まで4試合)

6月
ゲリー・ウェーバー・オープン(準決勝まで4試合)準決勝で途中棄権
ウィンブルドン(1試合)棄権

8月
シティ・オープン(決勝まで5試合)
ロジャーズ・カップ(準決勝まで4試合)





なんと、この8ヶ月間58試合も闘っているんです!


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そりゃ怪我も棄権も納得です。
野球やサッカーの団体競技でなく、個人競技でこれだけの試合数があるって、ビックリしました。
試合は世界中で行われているので、長距離の移動も伴いますよね。
時差もあります。
欠場を発表しましたが、当初の予定では8月だけで4大会に出場をエントリーしていました。
こんなハードなスケジュールは、どんなに体力がある選手でもキツイことは容易に想像できます。
体力的にもメンタル面でも相当タフでないとやっていけないのが、プロのテニスプレーヤーとして世界のツアーを回る厳しさなんだ、と松岡修造さんも度々力説していますが、凄い世界ですね、本当に。

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怪我をじっくり治療するにも、次々と試合が控えているので十分な休息も取れないですよね。
ファンとしては怪我のときは休んで欲しい、と思ってしまいますが。。。
では、どうしてこんなにもたくさんの試合に出続けないといけないのでしょうか?
素朴な疑問です。


◆ランキングを上げるため、世界トップと闘うため、活動資金を賞金で稼ぐため◆

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プロテニスプレーヤーは4大大会(グランドスラム)に出場するためには、
ツアーに出て小さな大会で勝ち上がりポイントを積み上げて、ランキングを上げていく必要があるんだそうです。
そのためには国内の大会だけ出ていてはダメで、世界ツアーに出なければいけないので、錦織選手も10代のときからツアーに出ています。

松岡修造さんも現役時代にたったひとりで世界中を転戦していた話は有名です。
そのときにスポンサーがいない場合は、何から何まで自費で用意しなければならず、
友人の家で寝泊まりさせてもらっていた苦労話もテレビで話されていました(本当は御曹司なのに・・・涙)
ツアーがあまりにも辛くて諦める選手も少なくないそうです。
現TBSアナウンサーの石井さん(元テニスプレーヤー)もそういった過酷な経験をされているからこそ、
あれだけ錦織選手のすごさを熱く語れるんでしょうね。
資金面においても、シビアな世界ですしね。



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すべての苦労を積み重ねて今の強さがある、世界4位にまで上り詰めた自信があるんだ、と
最近の錦織選手を見ていて実感します。
昨年の全米オープン優勝して欲しかったけど、つくづく勝ち続けるって簡単じゃないことなんだな、と錦織選手に教えてもらったので、これからも末永く応援していきたいです。


アスリートの怪我の問題については、今後も注目していこうと思っています。
改善策があれば、もっと選手の環境がよくなれば、防げることもあると思うので。
とにかく無事で、健康でプレーする姿を少しでも長く見ていたいと願うばかりです。

Go! Go! Kei!


ここまで、読んでいただきありがとうございました。




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